旧古賀家

旧古賀家住宅は、旧古賀銀行の創立者で頭取を勤めた古賀善平の居宅として建てられました。建物の構造は町家風の建築ですが、武家造りに近い建物です。

かの大隈重信侯も佐賀に帰郷した際には古賀家に度々宿泊したようで、館内にはその時の記念写真も展示しています。花菱亀甲紋の欄間や猿の絵の描かれた板戸など、明治17年建築当時のままの貴重な遺産をご覧ください。

嘉永7年(1854)『蓮池町竈帳』によると、旧古賀家住宅の敷地には、髪結床と日雇稼ぎを業とした町人身分の兵蔵が居住していましたが、古賀善平(初代)がこの地を取得して、明治17年に居宅を新築したと伝えられています。現存する旧古賀家住宅がこれに当たり、善平(初代)、善兵衛(二代)、善一郎(のちの善兵衛)の三代にわたって古賀家が居住しましたが、昭和8年の古賀銀行解散とともに古賀家の手を離れることになりました。